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群馬県高崎市・太田市の美容整形・美容外科・美容皮膚科

再生医療
PRP皮膚再生療法

PRP皮膚再生療法とは、自身の血液を遠心分離することで濃縮した血漿(けっしょう)を皮膚へ注入する美容医療施術です。自己血液を使用するためアレルギーリスクが低く、安全性の高い注入療法とされています。PRPに含まれるさまざまな成長因子が、衰えた肌細胞を活性させ、若々しくハリのある肌へと導きます。

こんなお悩みありませんか?

  • シワやほうれい線が気になる
  • ハリやツヤを改善したい
  • 毛穴の目立たないきめの細かい肌にしたい
  • ニキビ跡やクレーターが気になる
  • 首の横ジワが目立ってきた
  • 薄毛・脱毛症を改善したい
  • 人工的な薬剤に抵抗がある
  • ダウンタイムの長い美肌治療が苦手

PRP皮膚再生療法(多血小板血漿注入)とは

PRP皮膚再生療法の概要

PRP皮膚再生療法とは、濃縮された血漿(けっしょう)を皮下へ注入することで皮膚細胞の成長を促し、シワなどのエイジングサインやニキビ跡などを改善へ導く皮膚再生療法です。PRPとはPlatelet-rich plasma(多血小板血漿)の略で、血液中の血小板を遠心分離により濃縮した血漿のことを指します。

血小板とは直径2〜3マイクロメートルの血球です。おもな役割は止血作用で、血管の壁が損傷すると血液の流出を防ぐため損傷部位へ集まり止血をおこないます。血小板は止血の過程で、コラーゲン生成や上皮細胞成長を促進する成長因子を放出するという特徴があり、それを応用したのがPRP皮膚再生療法となります。

PRPの歴史は古く、1970年代に血小板による創傷治癒作用が発表されました。以来、美容医療分野以外でも、口腔外科分野や整形外科などで臨床応用がなされています。

なぜ肌の土台作りにPRP皮膚再生療法が有効なのか?

PRP皮膚再生療法の効果

近年、美容医療の発展とともに、若々しい肌を維持することが可能となりました。レーザー治療などの優れた効果により、年齢不詳の肌の方も少なくありません。

レーザー治療は、いま肌にある線維芽細胞を活性化させてコラーゲンやエラスチンを産生させる施術ですが、加齢とともに線維芽細胞自体は減少する一方であり、長期的な視点でみると根本的なエイジングケアとはいえないでしょう。

PRP皮膚再生療法は血液に含まれる成長因子を注入し、線維芽細胞や毛細血管をつくり出す施術です。肌の土台を立て直すことで肌老化の改善だけでなく、長期的なエイジングケアを実現します。また線維芽細胞の増殖により、レーザー治療や注入治療の効果をより高めると考えられます。

PRPに含まれる成長因子の種類とその作用

成長因子の種類と作用

ヒトの血液の成分は、血漿が約50〜60%、赤血球・白血球・血小板などの細胞成分が約40〜45%で構成されています。このうち治療に使用されるPRPは、血液成分の中で1%以下という非常に少ない割合となります。

PRPには、皮膚再生や抗炎症などに作用するさまざまな成長因子が含まれています。若々しい肌の維持にかかせないコラーゲンやエラスチンを生成する線維芽細胞の成長因子、表皮細胞増産のサインを送りターンオーバーを促進する上皮成長因子などにより、総合的なエイジレススキンケアを目指すことが可能です。

また、PRPに含まれる成長因子は肌への作用だけでなく、衰えた頭皮の細胞へ作用することが認められています。PRP皮膚再生療法は、多種多様な成長因子の特長を利用する”皮膚の総合再生療法”といえるでしょう。

FGF
「線維芽細胞増殖因子」とも呼ばれ、真皮幹細胞に肌細胞の増殖を促し、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸・SOD(酸化還元酵素)などを生成する
EGF
「上皮成長因子」とも呼ばれ、上皮幹細胞へ表皮細胞生成を促し、肌のターンオーバーを促進する
TGF-β
「トランスフォーミング増殖因子」とも呼ばれ、多面的な働きをする抗炎症性サイトカインであり、細胞増殖などの調節を担う
IGF
「インスリン様成長因子」とも呼ばれ、損傷した細胞の修復・生成を促し、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸などを生成する
PDGF
「血小板由来成長因子」とも呼ばれ、線維芽細胞や血管平滑筋細胞の増殖を促進する
VEGF
「血管内皮細胞増殖因子」とも呼ばれ、毛細血管の形成を促進する

PRP皮膚再生療法による作用メカニズム

PRP皮膚再生療法の作用機序

①注入直後:成長因子が放出

PRP注入により肌細胞が必要とする各種成長因子が真皮層で放出される。

②2週間〜3ヶ月後:皮膚組織の修復

各種成長因子が、衰えた細胞や炎症部位へ協調的に作用し、コラーゲンやエラスチン生成・血管新生により皮膚組織を修復

※PRPには毛細血管の形成を促す成長因子(VEGFやPDGF)が含まれます。加齢とともに減少する毛細血管の新生を促進することで、細胞へ必要な栄養の供給と老廃物の回収をおこないます。これらの作用機序を経るため、PRPの効果発現は一般的に約2週間から3ヶ月かかります。

③半年〜1年後:肌質改善

細胞活性による皮膚組織の再生促進により、肌老化症状が長期的に改善する。

PRP皮膚再生療法で改善が期待できるお悩み

シワ・ほうれい線などのエイジングサイン

PRPの適応となるシワ・ほうれい線は、真皮にあるコラーゲン・エラスチンなどの皮膚弾性物質の減少を原因とするものです。PRPに含まれるFGFやIGFは線維芽細胞を活性させる成長因子とされています。PRP注入によりコラーゲンやエラスチンの生成を促し、ふっくらとハリ感のある肌へ導きます。

シワやほうれい線の原因はさまざまです。シワ・ほうれい線の原因が表情筋や顔面骨萎縮にある場合は、ボツリヌス注射やヒアルロン酸注入などを検討しましょう。

男性・女性の薄毛治療(AGA・FAGA)

PDGF・TGF-β・IGF・EGFなどが複合的に作用し、抜け毛の原因となる頭皮の炎症を抑制し、毛母細胞の活性・血管新生により、コシのある豊かな髪を目指します。 PRPは自己血液を使用するため、性別を問わず施術が可能です。

傷跡やニキビ跡(クレーターなど)

PDGFやEGFなどが作用することで、体に備わる皮膚代謝力(ターンオーバー)が高まり、線維芽細胞の活性により新しい皮膚の元となるコラーゲン・エラスチンが増生され、傷跡やクレーター状のニキビ跡が改善されます。また近年では、PRP注入時の注射針の刺激(微小な損傷)に対し、創傷治癒力を高めるサイトカインが放出されることも示唆されています。

PRPの調製方法と治療の流れ

PRP皮膚再生療法の流れ

①お客様の腕から採血(静脈血)

PRPはお客様ご自身の血液を使用するため、採血をおこないます。採血量は施術範囲により異なりますが通常15㏄程度となります。

②専用の装置を用いて遠心分離を実施

採取した血液は専用の遠心分離機を通じて、血漿と赤血球を分離します。

③PRPの抽出と調製

遠心分離された血液は赤血球・白血球・血漿の 3層に分けられます。このうち、白血球直上に濃縮された血漿層(PRP)を抽出します。

④生成されたPRPを治療部位へ注入

注射器を用いて治療部位へ、医師が手打ちにより注入をおこないます。極細針と麻酔クリームを使用するため、痛みは軽微となります。

⑤PRP終了

注入直後は軽微な腫れやむくみが生じます。注入部位以外はメイクも可能です。洗顔やシャワー浴は当日から可能となりますが、サウナや運動など血行を促す行為は控えましょう。

PRP皮膚再生療法を受けるメリット

自分の血液を使用する安心感

PRP皮膚再生療法は自己血液を採血し、有効性の高い成分を濃縮・注入する治療法です。アレルギーリスクは非常に低く、人工的なフィラー(注入製剤)に不安がある方も安心感をもって受けていただけます。

さまざまな肌悩みを改善に導く

PRP皮膚再生療法は、PRPに含まれるさまざまな成長因子により、炎症を抑制して衰えた細胞の活性を目指す治療法です。肌細胞本来の働きを改善することから、シワなどの老化症状だけでなくニキビ跡や毛穴、凹凸の生じたクレーター、また薄毛など幅広い治療をおこなうことができます。

年齢の現れやすい首や手の甲にも施術可能

首や手の甲は年齢が現れやすい部位です。一方、真皮層が薄いため従来のフィラーでは凹凸が生じるケースも少なくありません。PRPは真皮層のコラーゲン・エラスチンの増殖を促すことで、凹凸のないなめらかな肌へ仕上がります。

変化がゆるやかに現れるのでバレにくい

PRPは自身の肌細胞を活性させる治療法です。そのため効果が現れるのは2週間から3ヶ月ほどの時間が必要となります。変化は非常にゆるやかなため、周囲にバレることもなく若々しい印象を目指すことができます。

長期間続く効果

PRP注入により真皮・表皮の細胞が活性されます。各種成長因子が協調的に働き、細胞生成の促進と炎症抑制を長期的におこなうことが報告されています。PRPは顔印象に変化をもたらす形成力はない一方、穏やかなエイジングケア効果が長期間続くといえるでしょう。

当院のPRP皮膚再生療法のこだわり

  • プレステージPRP

    品質が高く安定した「プレステージPRP」を採用

    当院のPRP皮膚再生療法は「プレステージPRP」を採用しております。従来のPRP療法での血小板の濃縮率は最大でも約4倍といわれますが、プレステージPRPでは約7〜9倍と高濃度に濃縮することが可能です。また、人工的な薬剤を使用しないため、しこりなどの副作用はほとんどないとされています。プレステージPRPを使用した治療は効果が現れる期間もはやく、最短で施術後2週間〜2ヶ月、効果持続は約1年と、長期的なエイジングケアをおこなうことができます。

  • ピュアなPRP

    混ぜ物のないピュアなPRPを使用

    PRP皮膚再生療法の施術後、しこりなどの副作用を不安に思う方は少なくありません。しかしこれらの副作用は、PRPへのbFGF(成長因子製剤)などの混入がおもな原因です。当院はお客様の安全性を第一に考え、血液から分離したピュアな成分のみを使用します。 成長因子製剤を混ぜたリスクのあるPRP療法ではなく、お客様の血小板を最大限濃縮したプレステージPRPにより、安全性が高く長期的なエイジングケアを実現します。

  • 手打ち注入

    経験豊富な形成外科医による手打ちにこだわった注入

    PRP皮膚再生療法は非常に繊細、かつ高度な注入技術が必要です。当院では臨床経験が豊富な形成外科専門医による手打ちにこだわった注入をおこなっております。肌質や老化症状は、お客様お一人おひとり異なります。皮膚の状態を見極め、適切な量のPRPを注入することで安全性の高い美しい仕上がりとなります。

ヒアルロン酸注入とPRP皮膚再生療法の比較

ヒアルロン酸注入 PRP皮膚再生療法(本治療)
概要 人工生成された安全性の高いヒアルロン酸により、皮膚に生じたシワ溝を盛り上げハリ、うるおいを与える 自己血液から抽出したPRPを治療目的部位へ注入し、皮膚細胞の活性と代謝を目指す再生療法
注入成分 ヒアルロン酸
※主成分はヒアルロン酸であってもメーカーにより配合成分が異なる
PRPに含有される成長因子
EGF/FGF/VEGF/TGF-β/IGF/PDGF
期待できる効果 シワ改善・乾燥・額や鼻筋、顎などの形成・肌質改善
※メーカーにより効果が異なる
毛穴・シワ・目の下のくま・ニキビ・ニキビ跡・クレーター・薄毛・頸部の横ジワなど
ボリューム 非常に優れたボリューム補正が可能 形成を目的としたボリューム補正は無し
効果の持続期間 約3〜6ヶ月
※ヒアルロン酸の種類により異なる
約1~2年
※注入量や回数、年齢により異なる
施術の安全性 高い 非常に高い
アレルギーリスク ほぼ無し ほぼ無し
メリット ・成分が安定した人工製剤
・ヒアルロン酸の種類により幅広い施術が可能
・即時的な効果
・ヒアルロン酸の種類により長期的な効果持続
・分解剤がある
・自己血液を使用
・皮膚症状へ幅広く適応
・ゆるやかで自然な改善
・長期的な効果持続
・皮膚細胞自体を活性
デメリット ・仕上がりは医師の技術力に左右される
・血管への誤注入による重篤な合併症リスクがある
・PRP含有成分に個人差がある
・効果発現まで時間がかかる
・形成力はない
・分解剤がない

注入部位と注入量目安

注入部位と目安量

当院のPRPは医師による手打ち注入です。極細針の注射器により目元や小鼻など、細かな部位まで均一にPRPを注入することができます。

部位 目安量
目の下 1.5cc
顔全体 3cc
気になる小ジワ1ヶ所
(額・眉間・目尻・目の下・バニーライン・ほうれい線・鼻下・マリオネットライン)
0.1cc

PRP皮膚再生療法の概要・リスク・ダウンタイム

効果の持続期間
約1~2年
所要時間
採血から約30〜60分
※麻酔クリームの有無や部位により異なる
麻酔
必要があれば麻酔クリーム
副作用・リスク
内出血・一時的な赤み・軽微な腫れやむくみ
ダウンタイム
ほとんどなし(腫れやむくみは翌日内)
洗顔・メイク
洗顔は当日より可能 
※注入直後のメイクは注入部位を避ける(注入部位のメイクは翌日から可能)
※シャワー浴のみ・長時間の入浴は不可
禁忌
・注入当日の飲酒や運動、サウナなど過度に血行を促す行為
・注入部位の摩擦や刺激
  • 保険診療適応外の自由診療になります。
  • 所要時間、術後の経過はあくまでも目安であり、実際には個人差がございますので予めご了承ください。

PRP皮膚再生療法の安全性

PRP治療は厚生労働省に認可された医療機関でのみおこなうことができます。自己血液を使用するためアレルギーリスクが少なく、比較的安全な治療法とされています。

以前、PRPにより額がコブダイのように膨張したニュースが話題となりました。この症例はbFGFと呼ばれる、塩基性線維芽細胞増殖因子をPRGに添加したことで生じた合併症です。当院では安全性の高いPRP治療をご提供することが重要と考え、bFGFの添加はおこなっていません。

当院は第三種再生医療等提供計画番号を取得

高崎院

第三種再生医療等提供計画番号取得(高崎院)

太田院

第三種再生医療等提供計画番号取得(太田院)

シンシアガーデンクリニックは厚生労働省「再生医療安全確保法」に基づき、正式な手続きと特定再生医療認定委員会による厳格な審査を経た上で、安全性の高い再生医療の提供をおこなっております。

PRP皮膚再生療法の料金

1本(1.5㎖) ¥132,000
2本(3㎖) ¥198,000
3本(4.5㎖) ¥253,000
4本(6㎖) ¥297,000
  • 保険適用外の自由診療となります。
  • 価格は全て税込表示となっております。

選べるお支払い方法をご用意

よくある質問

通常1回の治療に必要な採血量は約15ccです。これは健康診断などでおこなう血液検査と同量です。貧血の方でも問題なくお受けいただけます。

採血は通常の血液検査と同様の痛みです。注入時は極細針を使用するため、軽微なチクチクとした痛みとなります。注射が苦手な方は麻酔クリームや笑気麻酔により、痛みを軽減することができます。

良質なPRP作製において、精密なPRP生成技術はとても重要といえます。当院では安全性が高く美しい仕上がりのために、解剖学を理解しPRP注入経験の豊富な医師のみが担当します。

当院では安全性の高いPRP治療のために、自己血液以外の成長因子(bFGF)の添加はおこなっておりません。純粋なPRP注入において、肉芽形成などのリスクは非常に少ないといわれています。

PRPはダウンタイムの少ない治療法です。注入直後、赤みや軽微な腫れが生じることがありますが、ほとんどが翌日には治まります。内出血が生じたとしてもメイクで隠せる程度であり、1週間ほどで消失するでしょう。また、bFGF添加をおこなわないかぎり、副作用や合併症などのリスクはとても低く、安全性の高いエイジングケア治療となります。

PRPは自身の肌細胞活性を利用した治療法です。細胞生成や分裂、代謝によるエイジングケアのため、効果実感は2週間から3ヶ月ほどを要します。注入部位のシワやハリが改善され、なめらかで若々しい肌質を目指すことができます。

監修医師紹介

  • シンシアガーデンクリニック 高崎院 理事長 泉 彰典

    泉 彰典

    シンシアガーデンクリニック
    高崎院 理事長・院長

    防衛医科大学校から同附属病院、自衛隊中央病院を経て、2016年よりシンシアガーデンクリニック高崎院の院長として診療を続ける泉院長。学生時代に読んだ、真船一雄作・漫画「スーパードクターK」(講談社)の天才外科医の主人公に憧れを抱き、医師を志すように。

  • シンシアガーデンクリニック 太田院 院長 石井 眞一朗

    石井 眞一朗

    シンシアガーデンクリニック
    太田院 院長

    保有資格・所属学会 日本抗加齢医学会専門医、日本医師会認定産業医、日本美容外科学会、ボトックスビスタ®(BOTOX VISTA®)認定医 …

本ページは、所属医師の監修のもと、2018年6月に厚生労働省より施行された医療広告ガイドラインを遵守して作成しております。

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