脱毛
脱毛は生理中でも受けられる?脱毛できる部位とできない部位、適切なタイミングを紹介│太田市・高崎市の医療脱毛
【更新日:2023/10/11】生理中に脱毛を行なうと、体調の悪化や肌トラブルを起こしやすくなるため、あまりおすすめはできません。ただし部位によっては可能の場合もあるため、どうしても脱毛したい方や予約日の調整が難しい方はそのルールの範囲内で施術することもできます。 一方で、脱毛に適したタイミングもあるため、可能なら施術日を調整することも検討しましょう。この記事では生理中でも脱毛が可能な場合や、生理中の脱毛で気を付けたいこと、生理中に施術を受けたい場合のよくある質問をご紹介します。
生理中に脱毛できる部位とできない部位
生理中は、VIOラインとヒップの施術ができません。経血が漏れると感染症のリスクが出てしまううえに、ホルモンバランスの乱れた肌では皮膚へのダメージを起こしやすくなっているからです。また、肌が敏感な時期でもあるため、施術時の痛みも感じやすくなり、辛い施術になりかねません。 クリニックでの施術の場合であれば、VIOラインとヒップ以外は基本的には生理中でも脱毛が可能です。医師や看護師が在籍しているため、万が一急に体調が悪くなっても適切に対応してもらえるでしょう。 一方で、エステサロンの場合は医師や看護師が在籍していないため、対応が難しいこともあってか、生理中の施術は部位にかかわらず断られるところが多くなっています。 脱毛の予約日と生理が重なってしまったら、まずはサロンやクリニックへ連絡をしましょう。予約日の変更も含めて、適切な対応をしてくれます。
生理中の脱毛はトラブルになりやすいので注意
VIO、ヒップ以外の部位で脱毛ができても、生理中はトラブルが起こりやすくなっています。生理中に脱毛をする場合は、トラブルの可能性を頭に入れておき、不安な場合はきちんと相談するか施術を避けるようにしましょう。
肌トラブルになりやすい
生理中はホルモンバランスが乱れているため、炎症や肌荒れなどの肌トラブルが起こりやすくなります。トラブルが起こりやすくなっている不安定な肌に脱毛の刺激が加わると、普段の脱毛で問題のない方でも、赤みやかゆみ、やけど、さらには毛嚢炎になる例も珍しくありません。
感染症のリスクが高まる
経血が漏れ、脱毛機や施術台などに付着することがあります。それにより感染症のリスクを高まることも考えられます。 ナプキンを付けていれば、VIO以外であれば問題ないかもしれませんが、施術は寝た状態で行なうことが多くなっています。体勢を変えた際や、寝ている際の伝い漏れなど、ナプキンでは対応しきれない部分もあるため、注意が必要です。 さらに、経血があちこちに付着すると、クリニックやサロン側に清掃や消毒の手間がかかってしまうでしょう。
痛みを感じやすくなる
脱毛の施術は、生理中でなくとも痛みが伴いやすいものです。それに加えて生理中は肌が敏感になっているため、ちょっとした刺激でもより痛みを感じやすい状態になっています。 医療脱毛における施術は、一時的なやけどのような状態を伴います。具体的には、レーザーの照射によって発生する熱エネルギーが毛根のメラニン色素に反応し、毛根組織にダメージを与えるというメカニズムです。そのため、施術時にはより痛みを感じるケースが多いでしょう。
脱毛に最適なのは1週間前後
生理中以外にも脱毛には向かないタイミングがあるため、注意が必要です。逆に、タイミングによっては脱毛効果が高まるケースもあり、生理の周期に合わせて脱毛の予約が取れると身体への負担も少なく脱毛できるでしょう。
生理の終わりかけもトラブルになりやすい
体調が戻り始める生理の終わりかけであれば脱毛もできそうですが、出血がある限り、経血がさまざまなところに付いてしまう可能性があります。衛生上の観点から、出血がある場合は少なくともVIO、ヒップの脱毛はできません。その他の部位の脱毛が可能かはサロンやクリニックに個別で問い合わせてみましょう。 また、身体には明確な症状がなくとも、生理の終わりかけは生理中と同様にホルモンバランスが乱れている可能性もあるため、脱毛は避けるほうが無難です。 生理が終わって1週間が経過すれば、心身の状態も、肌のコンディションも落ち着いてきます。生理が終わった後は、すぐに脱毛の予約を入れてしまわず1週間ほど経過するタイミングで予約を取ると肌トラブルを減らせるでしょう。
生理前は体調を崩しやすい
生理と脱毛については、経血だけが問題ではありません。出血を伴わない生理前でも注意が必要です。 生理前は、ホルモンの影響で体調を崩しやすくなっています。普段は平気な施術の刺激がことさら強く感じられ、我慢できない痛みになることもあり、気分が悪くなったり、急に体調が変化したりすることもあるため、避けるのが無難です。また、生理前に生理痛のような症状がある方は、施術の刺激がそれらを悪化させる可能性もあります。 生理中とは異なり、生理前はクリニックやサロンからNGの出る期間ではありませんが、自分の体調と相談しながらコントロールしましょう。
生理中の脱毛に関するよくある質問
生理中の脱毛でよくある質問と回答を解説します。実際はクリニックやサロンごとでルールは異なるため、参考程度にお考えいただき、詳細は施術する施設に確認しましょう。
Q1. 生理中であることは言わなくてもバレますか? 自分から申告していなくてもスタッフが気付く可能性はあります。またVIOを脱毛する場合は、たとえタンポンを使っていても必ず気付かれることになります。終わりかけで経血量が少なくなっているタイミングでも同様です。 隠して脱毛を行なうと、急なトラブルの際にスタッフに迷惑をかけてしまうため、事前にきちんと伝えておきましょう。施術予約の日と生理が重なってしまったのがわかった段階でサロンに連絡を入れておくと、キャンセルも含めて適切な対応方法を教えてくれます。
Q2. ナプキンを付けていても大丈夫ですか? ナプキンを付けていても問題はありません。施術時に専用の服や紙ショーツに着替える場合は、事前に生理中であることを伝えておくと、自分のショーツを履いたまま脱毛を受けられます。仰向けやうつ伏など体位を変えることもあるので、夜用のナプキンを使ってしっかりカバーするのはもちろん、タンポンも併用するのもおすすめです。
Q3. 予約当日に生理がきた場合はどうすれば良いですか? まずはクリニックに連絡を取り相談しましょう。生理であっても施術OKのサロンでも、当日の体調次第では施術をしないほうが良いと判断されることもあります。クリニックの対応と自分の体調を考慮したうえで、脱毛を受けるかキャンセルするかを決めましょう。 生理周期が不安定であれば、事前に生理時のルールを確認しておけば困らず対応できます。また、逆にある程度周期で予測がつくのであれば、当初からその期間は避けておくほうが不安にならずにすむでしょう。
まとめ
生理中に脱毛の施術を受けるのはさまざまなトラブルになりやすいため、脱毛日を調整することが良いでしょう。デリケートゾーン以外であれば脱毛が可能なクリニックもありますが、医師や看護師がいないサロンでは難しいこともあるため注意しましょう。 当院ではお客様の希望や体調を考慮して施術を行なっています。脱毛の予約と生理期間が重なってしまった場合は、悩まずにご相談ください。 VIO脱毛に関して、こちらのページでも詳しく解説しております。是非、併せてご覧ください。
この記事はシンシアガーデンクリニックが監修しました。