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高崎市・太田市・前橋市の更年期治療やダイエットサポート

美容漢方・外来漢方
beauty herbal medicine

からだの内側から
「美」へのアプローチ

美容漢方とは?

「美」を語る上で「健康」を切り離すことはできません。これは当たり前のことですが、ついつい忘れてしまいがち。身体の健康バランスが整っていなければ、美しい肌質を保つこともできないのです。
外からのスキンケアにだけに頼らず、「漢方」を取り入れることで、「内側からのケア」を始めてみませんか。
「美容漢方」はあなたのお悩みの症状の「根本原因」を改善し、からだの内側から美容へのアプローチを試みるという選択です。

漢方と美容医療

「からだの土台から立て直す」というアプローチ

美しい花を咲かせるために欠かせない条件はなんでしょう?
太陽、水、土、栄養ですね。しかしそれらは「根っこ」に届かなければ、花を咲かす事はできません。大切なのはしっかりとした「根っこ」を作ること。美容のお話も同じで、外からのスキンケア、外用治療を施す前に、まず「からだの土台」をしっかりと整えてあげることが重要です。漢方によって「からだの根っこ」を立て直す。このようなアプローチが美容治療の本質だと考えられます。

「気」「血」「水」

東洋医学の世界で、漢方医学を考える時に「身体のものさし」となるのが「気」「血」「水」の3つです。

「気」
目でみることが出来ない、生命のエネルギーをさします。体内を循環しているものと捉えられ、西洋医学の分野では「自律神経」がそれにあたります。

「血」
身体の栄養滋養にあたるもので、その意味に「血液」そのものも概念として含まれます。西洋医学の分野では「内分泌」がそれにあたります。

「水」
身体を正常に保つ水分をさします。西洋医学で言う所のリンパ液・消化液・胃液・尿などの「免疫」に関わる分野です。

「気・血・水」の異常が不調の原因

人間の身体の不調は、「気・血・水」の3つが、過剰になったり、不足したり、巡りが悪くなることによって起こります。 そして、この「気・血・水」はおのおのが独立した関係ではなく、3つが複雑に関係し合っているのです。

漢方薬を処方する場合、この3つのバランスの崩れを見極めることが最も大切なポイントとなります。

  • 01気の異常

    気虚(ききょ)
    気が不足していて、元気がでない状態。
    気力がない、食欲不振、カラダがだるい、風邪をひきやすい

    気鬱(気うつ)
    気が停滞している状態。
    不安、抑うつ、お腹がはる、頭痛、めまい、のぼせ、喉がつかえ感、不眠

    気逆(きぎゃく)
    気が上半身にあがった状態。
    のぼせ、冷え、頭痛、動悸、顔面紅潮(ホットフラッシュ)

  • 02血の異常

    血虚(けっきょ)
    貧血、免疫系機能のが低下した状態。
    めまい、気力低下、顔色が悪い、肌が荒れやすい、髪や爪が痛みやすい、月経異常

    瘀血(おけつ)
    血液が滞って、うまく流れない状態。
    のぼせ、肩こり、頭痛、しみ、あざ、目の下のクマ、月経異常

  • 03水の異常

    毒(すいどく)・水滞
    水が偏在した状態。
    むくみ、めまい、立ちくらみ、頭痛、下痢、手足の冷え、鼻水

更年期障害の症状のほかにも、「肌荒れ・しみ・目の下のクマ・むくみ」といった美容に関わる不調も、実は「気・血・水」のバランスの崩れが密接に関わっているのです。

「漢方」は女性疾患の強い味方

西洋医学的にははっきりとした原因が特定できない、女性特有の疾患があります。「月経困難症」「不定愁訴」「月経前症候群」「冷え症」などがそれにあたります。

このような女性疾患は、ホルモンバランスの乱れやストレスなどが密接に関係しているので、漢方治療が大変有効とされています。

なかでも、閉経の前後(45〜55歳頃)の女性、いわゆる更年期を迎えた女性によく現れる更年期障害の一つに「更年期不定愁訴症候群」というのがあります。
「何となく体調が悪いという自覚症状があるのに、検査をしても原因を特定できない」というやっかいな症状です。


漢方治療の対象となる女性疾患一覧

【月経異常・不妊・不育】

無月経、無排卵周期症、卵胞発育不全、子宮内膜症、月経前緊張症、月経困難症、子宮筋腫 など

【更年期】

更年期不定愁訴症候群、更年期不正出血、萎縮性膣炎、冷え性 など

【産科】

切迫流産・早産、妊娠高血圧症候群、妊娠中の貧血 など



「漢方」はこのような更年期障害に苦しむ女性たちの強い味方となってくれます。

更年期の症状はよく「気の持ちよう」で片付けられ、周囲の理解を得られないことがありますが、原因は「ホルモンのアンバランス」と言われています。
身体を内側から調整し、全体のバランスを整えていくというアプローチが漢方の特徴なので、こういった更年期のモヤモヤとした症状の多くこそが漢方の得意分野だといえます。

また漢方薬は、1つの処方で不調の根本的な原因となっている愁訴を取り除き、同時にほかの愁訴も緩やかに改善していくという効果があります。試してみない手はありません。

美容漢方ができること

  • 01ダイエットサポート

    「気・血・水」のものさしで、肥満の根本原因をつきとめ、体質そのものの改善を目指し、ダイエットをサポートします。

    例えば、基礎代謝が低い、冷え症、むくみやすい、等の体質は「痩せにくい」体質の代表です。「痩せやすい」体質づくりが、ダイエットを成功へ導きます。


    ●気滞(きたい)太りタイプ
    気の流れが滞っているため、新陳代謝が悪く、基礎代謝が低いため痩せられない。便秘症も。気の流れが滞っているため、新陳代謝が悪く、基礎代謝が低いため痩せられない。便秘症も。

    ●瘀血(おけつ)太りタイプ
    血の流れが滞っているため、老廃物が体内に溜まってしまう。月経不順や肩こりも。

    ●水滞(すいたい)太りタイプ
    体内の水分が滞っているため、むくみやすく、冷えやすい。

    効果・効能のある漢方

    ・防已黄耆(ボウイオウギ)湯(トウ)

  • 02薄毛対策

    薄毛も「気・血・水」そして「五臓」の異常バランスが原因と考えられます。 薄毛や抜け毛の対策は、「腎」すなわち生命力のコントロールパワーを整えることで、毛髪の再生能力をあげること。そして、「肝」すなわち血液を作り出す臓器を整えることで、健康な毛髪が作られるよう促すことです。 毛髪医療の効果を最大限に引き出すために、漢方の力で身体の異常バランスを整えます。


    効果・効能のある漢方

    ・八味地(ハチミジ)黄丸料(オウガンリョウ)
    ・加味逍(カミショウ)遙散料(ヨウサンリョウ)

  • 03アンチエイジング

    加齢による老いは「五臓」の衰えにともなうものです。 漢方医学でアンチエイジングを試みるなら、「腎」にアプローチする漢方薬が有効です。

    「腎」は生殖機能や免疫機能など、生命の源を支える分野。 「補腎」つまり「腎」を補っていくアプローチは抗老防衰の効果を生みます。 「補腎」は漢方薬の得意分野で、髪、歯、骨、耳、足腰の衰えを改善してくれます。

    また、漢方に使われる生薬には老化を食い止める「抗酸化物質」が多く含まれていることも嬉しいポイントです。 ご自分の身体に合う生薬の組み合わせを知れば、アンチエイジングも夢ではありません。


    効果・効能のある漢方

    ・半夏白朮天(ハンゲビャクジュツテン)麻(マ)湯(トウ)
    ・加味帰脾(カミキヒ)湯(トウ)
    ・八味地(ハチミジ)黄丸料(オウガンリョウ)

「五臓」という概念

もうひとつ漢方医学の世界には「五臓」という概念があります。
これは人体の生理機能を5つの人体の動きに例えてカテゴライズしたものです。

「肝(かん)」「心(しん)」「脾(ひ)」「肺(はい)」「腎(じん)」という五つの生理機能です。そしてこの「五臓」がお互いを助けたり(相生)影響を与えてコントロールしたり(相剋)することで、一人の人間の心と身体を支えていると考えられています。

この「五臓」という概念を深く理解するためには、より広域の捉え方が必要です。たとえば「肝」は、「肝臓」だけをそのまま表した言葉ではなく「自律神経、情緒、ストレス」のことも指します。

また「心」は「心臓」だけでなく、「睡眠や意識、循環器」のことも指します。
このように、漢方治療を始めるうえで、ご自分の「五臓」の関係性と概念を理解することはとても重要なことなのです。

当院で処方している漢方薬・効果と効能

お肌 に関するお悩み 漢方薬名
美肌、しみ、くすみ、くま、しわ、
乾燥、たるみ、肝斑
人参養栄湯(にんじんえいようとう)
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがんりょう)
加味逍遙散料(かみしょうようさんりょう)
にきび脂性肌・吹き出物・蕁麻疹・混合肌 十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)
傷跡・ケロイド体質 柴苓湯(さいれいとう)
アトピー・免疫力向上 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
女性特有 のお悩み 漢方薬名
アンチエイジング・ホルモンバランスの乱れ 加味逍遙散料(かみしょうようさんりょう)
生理不順 加味逍遙散料(かみしょうようさんりょう)
更年期障害 加味逍遙散料(かみしょうようさんりょう)
不妊 八味地黄丸料(はちみじおうがんりょう)
心のバランス のお悩み 漢方薬名
食欲がない 加味帰脾湯(かみきひとう)
精神不安
不眠症
加味逍遙散料(かみしょうようさんりょう)
加味帰脾湯(かみきひとう)
睡眠の質を上げたい
疲れやすい
加味帰脾湯(かみきひとう)
貧血 人参養栄湯(にんじんえいようとう)
八味地黄丸料(はちみじおうがんりょう)
のお悩み 漢方薬名
頭痛・めまい 半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)
吐き気・食欲不振 柴苓湯(さいれいとう)
二日酔いの吐き気やむかつき 五苓散料(ごれいさんりょう)
便が硬い
便秘
乙字湯(おつじとう)
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがんりょう)
乙字湯(おつじとう)
下痢気味 五苓散料(ごれいさんりょう)
防己黄耆湯(ぼういおうぎとう)
頻尿 八味地黄丸料(はちみじおうがんりょう)
下肢の冷え・ 冷え性 半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)
加味逍遙散料(かみしょうようさんりょう)
人参養栄湯(にんじんえいようとう)
八味地黄丸料(はちみじおうがんりょう)
抜け毛 加味逍遙散料(かみしょうようさんりょう)
吐き気・食欲不振 柴苓湯(さいれいとう)
多汗症、ワキガ、寝汗 補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
肩こり 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
ダイエット のお悩み 漢方薬名
水太り 防己黄耆湯(ぼういおうぎとう)
代謝をよくしたい 人参養栄湯(にんじんえいようとう)
肥満 防己黄耆湯(ぼういおうぎとう)
むくみ 柴苓湯(さいれいとう)
五苓散料(ごれいさんりょう)
防己黄耆湯(ぼういおうぎとう)

美容漢方外来の特徴

  • 漢方薬と美容治療を融合させ体内外からの美を目指す
  • 専門医によるカウンセリングで、お一人お一人の状態に合った漢方薬の処方

こんなお悩みをお持ちの方におすすめ

  • 薬の副作用が心配な方
  • 強い薬が苦手な方や体に合わない方
  • 未病の状態にお悩みの方
  • 更年期障害でお悩みの方

施術の流れ

  • カウンセリング・診察

    医師によるカウンセリングを行い、体の状態を診察をします。お客様の体質や状態に合った漢方薬を処方するために問診を行います。
    漢方薬について詳しくご説明いたします。わからないことがありましたらご相談ください。

  • 処方

    医師により処方された漢方薬をお渡しいたします。飲み方や注意事項をご説明いたします。

  • アフターケア

    疑問に思うことや漢方薬を飲んでいて気になることがありましたら、お電話やお問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。

合わせて受けたい施術

美容漢方外来の施術料金

漢方薬(1ヶ月分) ¥4,400〜¥15,400
  • 保険適用外の自由診療となります。
  • 価格は全て税込表示となっております。

よくあるご質問

自然の生薬を使っているので、副作用は少ないです。ごくまれにアレルギー反応がでる場合もありますので、心配な方は医師によく相談してください。

漢方薬は緩やかな効き目が特徴なので、慢性的な症状に使うことが多く、服用する期間も長いものが多いです。症状によっては早く効く漢方もありますのでご相談ください。

同じ症状に対しても、妊娠中に飲める漢方薬と飲めない漢方薬があります。そのつど医師にご相談ください。

漢方薬の処方は保険適用外となります。
当院では全ての治療、処方において保険適用外です。

監修医師紹介

  • シンシアガーデンクリニック 高崎院 理事長 泉 彰典

    泉 彰典

    シンシアガーデンクリニック
    高崎院 理事長・院長

    防衛医科大学校から同附属病院、自衛隊中央病院を経て、2016年よりシンシアガーデンクリニック高崎院の院長として診療を続ける泉院長。学生時代に読んだ、真船一雄作・漫画「スーパードクターK」(講談社)の天才外科医の主人公に憧れを抱き、医師を志すように。

  • シンシアガーデンクリニック 太田院 院長 石井 眞一朗

    石井 眞一朗

    シンシアガーデンクリニック
    太田院 院長

    保有資格・所属学会 日本抗加齢医学会専門医、日本医師会認定産業医、日本美容外科学会、ボトックスビスタ®(BOTOX VISTA®)認定医 …

本ページは、所属医師の監修のもと、2018年6月に厚生労働省より施行された医療広告ガイドラインを遵守して作成しております。

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